2015年6月29日月曜日

【Music Tech】Digital Performer 9がリリース


2012年リリースのDP8ではWindowsに対応して大きな話題となっていたDigital Performer。約2年半ぶりにメジャーアップデートした「DP9」がリリースになっています。
オートメーション表示などの新機能を搭載していますが、他DAWも同様の機能を持っているので目新しさには欠けますね。強いて言えばオーディオトラックにスペクトラム解析された波形を表示できる機能が珍しいかな?。
ただ、音の良さとMIDI編集機能に関しては定評のあるDPですので打ち込みが中心となるユーザーにとっては魅力です。
ちなみに有名なユーザーとしては菅野よう子さんが使っているそうです。(バージョンは不明)

2015年6月26日金曜日

【Music Tech】もうすぐ始まるApple Musicとアーティストのストリーミングサービスに対する言動




もうすぐサービスインするApple Music。無料トライアル期間3ヶ月の楽曲使用料をめぐってテイラー・スウィフトとAppleとのやりとりが話題になっていました。
結局はApple側が譲歩し、無料期間中の使用料もアーティストへ支払いをする事となりました。Appleとしても重要なサービスの開始時期のトラブルやマイナスイメージを払拭したいと素早い対応でしたね。
このようにストリーミングサービスをめぐって、過去にもアーティストやレーベルから色々な意見、言動があったので、少しおさらいしてみます。


トム・ヨーク「このビジネス・モデルでは新人アーティストはロクな報酬を貰えない」
Spotifyのアーティストへの還元の低さを注視していたトム。危惧の通り、収益だけをみるとアーティストへの還元率の低さはこの頃から進展は無いですね。
http://ro69.jp/news/detail/85329

イマジン・ドラゴンズ「僕たちはSpotifyでよく聴かれるグループの一つになれた。今年は最高の年だったよ。ライブには大勢の人が来るようになったし、チケットはソールドアウトする。」
あまり少ないポジティブな意見。音源販売→ライブへと収益モデルのシフトが叫ばれる中、Spotifyがライブ収益につながる可能性は大いにありますよね。
http://www.excite.co.jp/News/music/20131127/Musicman_artist31072.html

デヴィッド・バーン「4人組のバンドがSpotifyによる15%のロイヤリティ料で暮らしていくためには、2億3654万9020回再生されなければ、年間の最低賃金の1万5080ドル(9,435ポンド、約147万8744円)には届きません。」
色々な数字が飛び交っていますが、やはりストリーミングサービスだけの収益ではアーティストは成り立たない。
http://jaykogami.com/2013/10/4473.html

ベック「Spotifyから僕への収入じゃ、僕のバンドのミュージシャンやレコードを一緒に作る人への支払いも出来ない」
こちらも同じく、収益性の低さを憂いています。
http://jaykogami.com/2013/11/4844.html


やはり無料ストリーミングサービスの収益性の低さを批判する意見が大半ですが、Apple Musicが広まる事でストリーミングサービスが有料である事がスタンダードになる事で、少しでも改善してほしいものです。


2015年6月24日水曜日

【Pick A Good Item】NIXONバックパックは15インチMacBookPro Retinaも収納可

本当は13インチサイズのMacが欲しいんですが、映像とかにも使う関係もあって現在は15インチのMacBookPro Retinaを使用しています。この15インチのMacを持ち歩くのに最適かなと思うバックパックがNIXIONのWATERLOCK II。
WATERLOCKという名前ですが防水になってる訳ではなくて、ウエットスーツなんかを収納できる防水ポーチが付属するのが理由。少し無理がある気もしますが、バック本体にかぶせれば防水カバーになるという。
で、Macにおすすめの理由は15インチサイズまで収納可能なPC用のコンパートメント。このサイズまで収納できて、かつルックスも良いバックパックとなるとなかなか無いんですよね。価格も手頃ですし。

PC収納スペースは15インチのMacも収納可。

PC収納部は緩衝材もしっかり入っている。
付属する防水ポーチは平たく丸い。絞っていくとポーチ状になる。

防水ポーチでバックパック全体を覆うこともできる。


2015年6月23日火曜日

【Music Tech】フリーのゲートシーケンサー「A1Stereo Control」



昨年リリースしたステレオイメージングプラグイン「A1Stereo Control」が好評なドイツのデベロッパ「A1AUDIO」からゲートシーケンサー「A1TriggerGate」がリリースされています。
MacのAUやVST、AAX、WindowsもVST、AAX対応で32bit、64bit版も用意されていて、無料のプラグインながら幅広いプラットフォームに対応している点は非常にありがたいですね。


2015年6月21日日曜日

【日曜コラム】カセットテープの盛り上がりは続くのか?




近年のアナログレコードの盛り上がりに引っ張られてか、同様に盛り上がりを見せているカセットテープという媒体。アナログレコードがDJやクラブカルチャー主体で引っ張られているのに対し、カセットテープはローファイ的なアプローチが合うインディーポップなどに多く見られます。
こうした面からもレコードとカセットは同じアナログでも受け入れられ方が違っていて、かつ今ではレコードを聴く環境よりもカセットを聴くプレイヤーの方が希少だったりするので、カセットテープ・ブームも長くは続かないのかなあと危惧したり。
ただし、レーベル側としてはコストやリスク面からもカセットの方が導入しやすいというメリットもあるので、今しばらくは広がりをみせてくれると思いますが。

2015年6月19日金曜日

【Music Tech】Camel AudioのシンセがGaragebandにビルトイン

先日、GarageBandのページがアップデートされて、新たなシンセの搭載がアナウンスされています。今年に入ってすぐに突如全ての商品の販売を終了し、その後にAppleに買収されるというニュースで話題になったCamel AudioのAlchemyがベースになっていると思われるシンセが追加されるようですね。
シンセの拡充のために買収したと思われるので、GaragebandやLogicへの搭載は当然とは思うんですが、意外と早かったですね。個人的には次期バージョンからの搭載かな?と考えていたんですが。
何にしろ抜けが良く、幅広い音色を持つAlchemyがGarageBandに組み込まれるのが楽しみですし、現時点ではアナウンスは無いですが、おそらくはLogicにも組み込まれると思われます。

iPhone / iPad用のAlchemy。こちらはApp Storeで現在もダウンロード可能で、5月末にもアップデートされています。

https://itunes.apple.com/jp/app/alchemy-synth-mobile-studio/id432505977

2015年6月17日水曜日

【Pick A Good Track】Chromatics / Tick Of The Clock

映画「ドライヴ」の挿入歌としてもなんとも言えない緊迫感を演出していたChromaticsのインスト。



確か「96時間リベンジ」でも使われてたような気が…。

2015年6月14日日曜日

【日曜コラム】「ブレイン・サービス」なんてものがあると面白くないかな?




色々なウェブサービスが生まれては消えていく中で、「ブレイン・サービス」なんてものがあっても面白いんじゃないかなと思っていて、そんな取り留めのない話を。
ウェブベースで活動するアーティストが成功するためには、作品だけではなくてウェブ管理やSNS、他者とのコラボレーション、コンペなど多くの事をうまくマネジメントする才能も必要な世の中ですが、やはり難しい。かといってお金を払ってプロモートしてもらうのも、なかなか敷居が高いですよね。
そこでWEB構築など実務は自分でこなすにせよ、どのウェブサービスを使うのか、どのように管理していくのかなど有識者からのアドバイスを受けられる代わりに、他の人のブレインとなるコミュニティーのようなものが良さそうかな。多ジャンル間の人たちが結びつく事がポイントになるだろうから、運営は色々と難しいかもしれないけれど、そこもブレインに助けてもらうという(笑)。

BGM: Goodbye Horses
元祖ブレイン(?)とも言えるレクター博士の登場する羊たちの沈黙で印象的な挿入曲。

2015年6月13日土曜日

【Music Tech】iOS9は音楽アプリの可能性をさらに広げる


先日のWWDCでiOS9が発表されて話題となっていますね。
多くの新機能が搭載されている中であまり取り沙汰されていないですが、気になる機能が「Audio Unit」への対応です。
ご存知の通りAudio UnitsとはDAWなどにエフェクトやバーチャルシンセなどを追加する事ができる拡張プラグインで、他の企画としてVSTなどがありますが、Audio UnitsはAppleがOSXのオーディオ機能、Core Audioの機能として提供しているのが最大の特徴。
これにより対応したアプリでプラグインを使用できるようになり、より複雑で高機能な処理が行えるようになる。今まででもInter-App Audioでルーティングしていくことで複数のアプリをつなぐ事は可能でしたが、プラグインとして立ち上げられる事でもっと簡単に可能になる訳ですね。もちろんメモリやCPUリソースの消費量の増加、プラグインの問題でアプリ自体が動作不良を引き起こすなどのデメリットもありますが、やはりメリットの方が大きい。
デベロッパ向けのリリースではLogicやGarageBandのようにプラグインを追加できる事、そのプラグインをApp Storeにて販売できる事が書いており、iOSでの音楽制作の高度に、そして複数のアプリ、プラグインを組み合わせる流れという次のステップが見えてきます。

2015年6月12日金曜日

【Music Tech】Apple Musicがもたらすもう一つの価値




WWDCでついに発表されたApple Musicは、概ね当初の予想の通り有料のみのサービスとなりましたね。
無料の広告表示モデルが無いことで、また他の競合サービスとも価格的に同様の価格になっていることから成功を危ぶむ声も多いですが、個人的にはストリーミングサービスとして大きな基準となるであろうAppleのサービスが、無料、もしくは安価なサービスにならなかった事は、非常に重要だと思いますね。

2014年を代表するヒット曲でもあるファレル・ウィリアムスの「Happy」が音楽ストリーミングラジオ「Pandora」で第1四半期に4,300万回再生されたのにも関わらずパブリッシャー/ソングライターとしてのロイヤリティは約33万円だったというニュースや、テイラー・スウィフトが音楽は無料であるべきではないとSpofifyから全アルバムを削除するなど、無料ストリーミングサービスによるアーティスト収入の大きな減少と、音楽の価値を問うようなニュースを多く目にしてきました。
0円となってしまった音楽の価値を覆せるだけの影響力をもったAppleが有料ストリーミングサービスをスタートした事は、今後数年間の音楽業界へ良い影響をもたらすかもしれないと期待してしまいますね。

2015年6月10日水曜日

【Pick A Good Track】Aphex Twin / Aisatsana

Aphex Twin 13年ぶりのアルバムからの一曲。



美しいピアノの旋律に魅せられるが、スティーブ・ライヒの振り子の音楽にインスパイアされた2012年のライブパフォーマンスの映像もすごい。

2015年6月7日日曜日

【日曜コラム】そろそろ次世代SNSが出現しても



myspace、mixiからFacebook、InstagramとSNSも時代とともに変化しています。Facebookが過渡期にあると言われ、ポストFBをうたうSNSが出現しては消えていき、未だその先が見えないですね。
情報の取得が検索→SNSへと変わり、求めていない情報は届きづらくなっている。新たな情報収集はキュレーション型へと移行しているものの、全ての人がキュレーターになるというようなSNSも機能しているものは少ないですが、音楽系SNSの代表だったmyspaceのように、新しい音楽との出会いを演出してくれるサービスが登場してくる事を心待ちにしておきます。

BGM: Creep - レディオヘッド
映画ソーシャルネットワークのCMでのアカペラ版が有名になったCreepのオリジナル。

2015年6月5日金曜日

【Music Tech】iOS用ストリング・シンセがリリース



ロボットボイスになるボコーダーアプリ「voice bot」などをリリースしているErik Sigthから、弦楽器をフィーチャーしたストリング・シンセ「strng」がリリースされています。 シンプルかつ洗練されたUIと、ギターからバイオリンのような多様なサウンドを持つ上、AudiobusやCore MIDIにも対応していて、WiFiもしくはUSBでのMIDIコントローラーからも演奏できるのも良いですね。

2015年6月4日木曜日

【Music Tech】NIのKOMPLETE10がサマーセール

昨秋にリリースされたNative InstrumentsのKOMPLETE10が期間限定セールを行っています。
旧バージョンのKOMPLETEからのアップグレード、通常盤のKOMPLETEからULTIMATEバージョンへのクロスグレードが半額となるおなじみのセールで、期間は6月30日までとなっています。
NIは年に1、2回ほど同様のセールを行いますので、このチャンスにぜひ手に入れたいですね。
ちなみにAmazonだと半額セールとの記載はされていませんが、セール価格で購入できます。セール価格になっていない商品も併売されてますので注意!。


KOMPLETE 2〜9 → KOMPLETE 10 (NIストア通常価格 税込¥24,800)


KOMPLETE 10 → KOMPLETE 10 ULTIMATE (NIストア通常価格 税込¥64,800)


KOMPLETE 2~9 → KOMPLETE 10 ULTIMATE (NIストア通常価格 税込¥86,800)

2015年6月3日水曜日

【Pick A Good Track】Burial / Hiders

アンダーグランドな音楽家ながらダブステップの立役者となったBurialの最新EPから。インタビューとかほとんど受けないアーティストなので、機材の方は情報が皆無ですね。



儚さと美しさを感じる楽曲には夕日が似合いそう。